予備校と通信それぞれの良さ

公務員試験に合格して内定をもらうには、まず一次試験を合格しなくてはいけません。そのためには試験に対応した勉強を行わなくてはいけないのですが、効果が高いといわれている勉強法として、予備校と通信教育があります。公務員予備校は受験用の予備校と同じで、公務員試験用の勉強を教えてくれます。予備校はまさに受験のスペシャリストですので、試験の対応だけなく、面接など受験すべてにおいて対策を練ってくれます。またそれに合わせたカリキュラムを行っていますので、合格・内定率も非常に高く最も有効的な手段だといえるでしょう。

ただ予備校、すなわち学校に通うのですから時間的制限を受けるのももちろんですが、カリキュラムや設備、講師陣など充実しているため経費がかかり、学費はそれなりにかかってしまうという特徴があります。通信教育は自分の好きな時間に勉強することができ、費用の面では予備校よりかなり安価で勉強することができます。

分かり易さを求めた教材を提供しており、添削指導もメールや電話などによるサポートを行っており、学習効果や理解が深められる工夫が行われています。ただ時間的制限がないということは、勉強を行う意思がなくては成績をあげることができません。自分に厳しくないと思ったように勉強が進みません。どちらを選ぶのかは、個人の自由であり、自分に合った方法を選ぶようにしてください。

資格取得までの流れ

資格取得、公務員採用までにはいくつかの段階を踏まなくてはいけません。まず「出願」です。前年度の要綱がホームページに掲載されていますので、それを参考に備えるようにしましょう。なおホームページには受験資格なども記してありますので、定期的にチェックを行い、出願漏れのないように心がけてください。そして一次試験となりますが、一次試験は筆記試験が行われ、ほとんどの試験はマークシート式・択一式が行われています。ただ専門試験では論文形式や記述式試験が行われていますので、注意してください。

試験科目は「教養」「専門」「教養記述」が行われていますが、警察官や消防官、国立大学法人や一部の市役所では教養試験と作文という組合せになっていますので、こちらも前もって調べるようにしてください。一次試験に合格すると二次試験である面接が行われます。以前は一次試験が重視されていましたが、近年では人間性が重視されるようになり、こちらも厳しい関門となっています。

また国家総合職、国家一般職の面接は、希望する省庁に直接出向き採用面接を受ける「官庁訪問」を行わなくてはいけません。官庁訪問は総合職は最終合格発表後、一般職は一次合格後に行われています。そして合格発表となりますが、これはあくまで採用候補者名簿に名前が記載されるものであり、採用決定ではありません。採用者側はこの名簿に基づき意向調査を行い、そして内定が出されるのです。

公務員資格取得の勉強法

公務員の採用方式は、通常の企業とは違います。企業への就職は主に面接が重視されます。提出されものとしては、履歴書であったり、企業が指定した書類であったりします。公務員もそれらを必要としますが、それ以上に違う点としては試験があることです。もちろん企業によっては採用試験がある会社もありますが、そのほとんどは学力を見るためではなく、その会社で働くために必要な専門技術や基礎知識、場合によっては柔軟な考えといった具合に会社によって違いがあります。

公務員というのは公的な仕事であり、雇うのは企業という私人ではなく、利益を求める仕事でもありません。そのため公務員試験というのは、公務員という資格取得のための場ともいえるのです。最近では面接も重要視されていますが、試験に合格しないと二次試験には進めません。いくら熱意を持っていても、一次試験に通らないと二次試験でそれを証明できないのです。そのような試験ですが公務員の種類により、試験内容は異なります。試験内容は「教養」「専門」「教養記述」で、専門がない種類もあります。ただ教養といってもピンとこないのが当たり前です。

公務員試験的な教養であり、一般的な教養とは違います。そもそも教養とは、大学教授であっても数学的教養と文学的教養には違いがあり、どちらが教養があるとは断定できません。あくまで公務員試験的な教養ですので、どのような問題がでるのか把握しておかないと対策はできないのです。そのため試験を受ける人は、参考書や通信教育により独学で勉強するか、予備校や専門学校に通って、試験に備えることになります。どちらにも長所と短所がありますので、どちらが自分に向いているかよく考えてから勉強したほうがより高い効果を生むことになるでしょう。